沖縄美ら海水族館のショップ情報を効率化
在庫管理・売れ筋をリアルタイムで把握
一般財団法人沖縄美ら島財団様
亜熱帯性動植物、海洋文化、首里城等に関する調査研究や知識の普及啓発、技術開発等の事業を行っている一般財団法人沖縄美ら島財団。30年以上にわたり沖縄県において国営公園(海洋博公園、首里城公園)のほか、レクリエーション施設等の管理運営をしています。なかでも観光客の約8割以上が訪れる沖縄美ら海水族館は、年間700万人(2015年1月現在)を超えた沖縄観光客のなかで最も注目を集める人気スポットです。同財団では、水族館4階にあるレストラン「イノー」、1階にあるショップ「ブルーマンタ」のほか、「オキちゃんパーラー」など海洋博公園内の店舗にシステムを導入いただいております。
日々、多くのお客様が訪れる沖縄美ら海水族館ですが、館内のショップ「ブルーマンタ」で店長を務める島袋和美氏と、事務所スタッフの崎原佳七江氏にシステムについてお話を伺いました。
会社名 | 一般財団法人沖縄美ら島財団様 |
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導入先 | ブルーマンタ 他 |
業 種 | ・お土産品販売 |
導入内容 | BigBang-POS |
ホームページ | http://churashima.okinawa/ |
毎日の入館者数平均約7,000人
スピードと正確性が求められる
島袋和美氏は、海洋博公園内の店舗(4店舗)で長年勤め、平成25年に沖縄美ら海水族館のショップ「ブルーマンタ」の店長へ就任。当時、世界一の水族館として注目され日々多くの来館者がいる中、システムのリプレイス時期も重なりてんてこまいだったと振り返りました。「全てが新しくなるというタイミングもあり、気持ちも新た。問題なく導入でき、使いこなせたと思います」といいます。
現在、入館者数は13,000人を超える日も。美ら海の魅力に触れた入館者の感動をそのままに、ショップ内もにぎわいます。
「取扱商品数は1,200点ほど。箱入りのお菓子やぬいぐるみなど大きなものや、文房具類やストラップといった小物など種類はさまざま。お友だちへのお土産などは小物が多く、レジ点数も多くなります。小さなものも一つずつ丁寧に、そして正確に、スピーディーに。それが基本で大事なこと。バーコード連動はスムーズですし、クレジット、Edy、WAONの決済端末と連動したことで精算作業は楽になりました。また、ミスも少なくなりました。」
決済端末連動でミスが軽減
売れ筋の把握で仕入業者との連携も強く
島袋氏は「クレジットなど、決済端末連動によるミスの軽減は大きい」と話します。「以前はレジ操作にプラス、クレジット端末への入力という二重の手間があった上に、クレジット会社の選択を行うなどミスが出やすかったんです。正直、お客様からクレームをいただくこともありました。それがシステムを変えるだけで作業が楽になり、ミスも減り、お客様の満足度もあがったと思います」。
また、レジに連動して在庫管理もでき、「感覚で把握していた商品の流れと、実際の数字による在庫・売れ筋の把握の違いは明白でした。お取引先からの在庫確認や売れ筋確認の問い合わせに、即時に対応できることもいいですね。私たちショップ側だけではなく、お取引先も在庫管理に変化が生まれます。双方より効率よく運営することができる。また、売れているもの・売れていないもの、その差が正確な数字で示すことができることも、双方にとっていいこと。売れていないものを返品・打ち切りなどシビアな面もありますが、よりよく、いいものを求める感覚は向上していくと思っています」。
リアルタイムで商品在庫を把握
発注システムもスムーズ
「商品情報をリアルに把握できる点が業務効率化につながっている」と話してくださったのは崎原氏です。物販店舗の管理や卸業者様との取引交渉、仕入などを担当されています。ネックは商品に常に触れているわけではなく、ショップと離れた事務所にいることといいます。
「物販は、日々入れ換えや商品リニューアルのある世界。同じ商品でも細かなデザイン違いなど、アイテム数は大量です。それらの商品を管理するのが私の仕事。金額・売上データとともに商品写真を連動させ、瞬時に把握できるシステムにしています。ショップにいなくても、商品の動きを把握できることは効率的といえます」。
レイメイに対しては「月1回のメンテナンスの際、その度に要望を伝えています」と、おっしゃっていただきました。島袋氏からは「混雑することの多い週末にレジのフリーズなど万が一のトラブルが発生した時はヒヤヒヤしますが、丁寧に対応してもらっています」とのお言葉をいただきました。