新システムは冒険、懸念しても冒険しなきゃ!
サンエー那覇メインプレイスで免税店に
有限会社みなと薬品様
ドラッグストアの「ヴァインドラッグ」を県内10店舗、調剤薬局を県内3店舗、全国でもめずらしく漢方に精通した専門スタッフによる相談窓口で漢方薬を処方してもらえる「みず堂」を1店舗経営していらっしゃる、有限会社みなと薬品。POSレジ採用のほか、那覇市おもろまちにある大型ショッピングセンター「サンエー那覇メインプレイス」1階にある「ヴァインドラッグ メインプレイス店」にて免税パスポートリーダーシステムを導入されています。取締役副社長の末吉勇氏に、お話を伺うことができました。
会社名 | 有限会社みなと薬品様 |
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導入先 | ヴァインドラッグ |
業 種 | ドラッグストア |
導入内容 | BigBang-POS |
ホームページ | http://www.vinedrug.com/ |
今日の売上より明日の信用
みなと薬品としてできるサービスを考える
「商売は中途半端にやっちゃダメだ」と、末吉氏。ヴァインドラッグ末吉店内にある「漢方みず堂」のオープンに至っては、2名のスタッフを2年間漢方の修業に。「大型チェーン店・ディスカウントストアなどの出店も多く、特に個人経営店の淘汰は見逃せない。うちのようなところが残るには、低価格競争ではなく、明日の信用だと思うんだ」。接客を重視した勉強会や講習会などを、毎月ひんぱんに開催されているそうです。
薬やサプリ、コスメ類に対して、スタッフの知識と丁寧な対応が評判ですが、企業姿勢の賜物のようです。「明日の信用のひとつには、正確・迅速・丁寧な店づくりがある。商品の動向にも、常にアンテナを張っておく必要があります」。POSによる販売・在庫管理などを通して、商品動向を常にチェック。
各店舗の傾向分析、仕入商品と入荷個数、売り場づくり、陳列の変更などに活用されているそうです。「お客様の興味を引き出すのも、興味あることに反応することも店側の努め。情報分析は重要です」
10月1日、いち早く免税をスタート
想像を超えた売上、予想以上の操作性
末吉氏は、オリジナリティや他店差別化なども視野に入れ、免税パスポートリーダーシステムにいち早く反応されました。レイメイでの導入契約第1号機でもあります。
免税に関して「国の施策として免税がスタートすることはわかっていたこと。売り場でも中国人など外国の方が『免税はできないのか?』という問い合わせも増えていたんです。国など公的機関より、お客様の方が情報が早かった。この声に対応しなければ、他社へお客様が流れてしまうという危機感を持ちました。それで免税システムの導入を決定。当初12月スタートの予定でしたが、海外のお客様からの問い合わせなどもあって、10月スタートに早めてもらったんです。レイメイ側は慌てたと思いますが、懸命に間に合わせてくれましたよ。うちはうちで、不安がいっぱい。何度もシミュレーションを行ない、スタートに備えました」。
そして迎えた、免税初日。「懸念はスピードでしたが、導入初日から何ら問題なくスムーズ。店舗現場からも『思ったよりできる』と、いい笑顔が返ってきたこともうれしかった。想像をはるかに超えた売上にもなりました」。
冒険を楽しみ、信頼を築き合う
使いやすいシステムが業務を効率化
末吉氏は免税導入について、「とにかく冒険」と話します。「だって、何が何だか、どうなるんだかわからないのだもの。免税に関しては、手書き書類の書く練習なども行なったんですよ。しかし、頑張っても頑張っても10分はかかってしまう。レジスタッフも大変だが、待たされるお客も大変。レジ前に人がガヤガヤ並ぶことで、商品探し中のお客様にも迷惑がかかってしまう。免税は見送るべきか、いやいや、どうしても免税は取り入れたい。葛藤でしたよ。
レイメイの免税システムは、POSに直結したパスポートリーダーでパスポートを読み込み、通常売上処理の中で免税書類を発行するなど、操作が簡単。実際、2分程度で済む。今のところ、現場での問題もない。イメージ以上で完璧!」ただ、「レイメイのシステムは安いとはいえない。でも、モノの価値は価格じゃないでしょう?レイメイは信用ができる。トラブルが少ないし、バックアップシステムの対処がよく、店舗でお客様に安心してもらえるシステムを提案してくれる。何かあったときに相談できるしね。え?ほかにいいたいことはって?…POSレジは素晴らしい。免税の機械も素晴らしい。ってことかな」ありがとうございます!