元祖紅いもタルトを外国人のお土産にも
POSと免税システム導入で売上アップ
株式会社御菓子御殿様
沖縄にこだわる和洋菓子の専門店、株式会社御菓子御殿。特に読谷村の村おこし事業から生まれた紅いもを使った「紅いもタルト」は、沖縄県民はもちろん、観光客に喜ばれる観光土産菓子として支持されています。お菓子のテーマパークともいえる「御菓子御殿」をはじめ、県内に専門店を9カ所、うち大型店舗3カ所ではレストランも経営されています。BigBang-POS、エージェント管理(旅行社・団体別売上管理)、免税システムを導入しています。
会社名 | 株式会社御菓子御殿様 |
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導入先 | 御菓子御殿全店舗 他 |
業 種 | 菓子製造販売 |
導入内容 | BigBang-POS |
ホームページ | http://www.okashigoten.co.jp/ |
わくわくする店づくり、わくわくする商品づくり欠かせないのは商品・経営分析
紅いもや黒糖、シークヮーサー、月桃など、沖縄の素材にこだわった銘菓を作り続けている株式会社御菓子御殿。パティスリーやカフェのほか、県内に6店舗ある御菓子御殿では、外観に花笠や首里城をあしらうなど、訪れるだけで「わくわくする」ことを目指しているそうです。そのわくわく感の創出のためにも分析は欠かせないといいます。取締役管理本部本部長の澤岻千秋氏は、「紅いもタルトが売上の6割を占める主力商品。とはいえ、タルト、洋生菓子、洋焼菓子、和菓子など、各種そろえたこだわりのお菓子に対して、売上・単価・上位・店舗別など、さまざまな分析が必要です。売上の微細な変化も経営側はきちんと把握し、対策やアピールを考えることができます。商品開発についても、基礎情報の把握は重要。沖縄にこだわり、よりよい銘菓を生み出していきたい。わくわくする店づくりのための店舗改善、商品改善、経理改善、全てに分析結果が生かされていきます」と話してくださいました。
免税専門レジカウンターでスマートな対応
免税導入で売上・客単価アップ
以前より導入されていたPOSレジに加え、免税パスポートリーダーシステムも導入されました。テスト機2台を導入しスタッフ研修を重ねるなど、日頃からの社員教育による意識の高さも相まって導入はスムーズ。専門レジカウンターも設けるなど、外国人客にも好評のようです。
管理本部システム部システム課の宮城順一氏は、「パスポートを読む込む操作が簡単。商品お引渡しの際にお客様のパスポートへ貼る輸出購入物品記録票を店側で作成する必要がありますが、それをレシートタイプで出すことができる容易さがいい。免税システムを導入したことで『あと1個購入すると免税になりますよ』など、お得な情報を提供することもできています。おかげさまで売上・客単価ともアップすることができました」。団体客にもスピーディーに対応することができ、操作性の気軽さも楽だとおっしゃっていただきました。
システム導入で社員の意識が変化
社員自ら考えて行動できるお店に
顧客管理システムを活用し、会員様のポイント把握やリピーター率・DM投入後の効果なども経営分析に活用。エージェント管理については、識別方法など細かな運用面を徹底的に聞取り、システムに盛り込みました。「システムを導入するのは、楽になるため。消費税増税対応(5%から8%へ)の転換も乗り切れたし、10%の際も心配が少ない。免税も何らスムーズ。みんなが楽になるためなら、どんどん見直しをしていきたいと考えています。レイメイは私たちの現場状況を吸い込むのが早く、復旧対応なども早い。今後、御菓子御殿としてのシステムを構築できれば、さらに心強いと思っています」と宮城氏。また「売上の分析を通して、社員の意識が変わりました。どう売れる?どうすれば売れる?どうすればもっとよくなる?一人ひとりが考えるようになったんです。社員一人が変わると、惹かれるように周囲も変化が生まれる。その変化の波を起こした要因のひとつが分析システム。システムという、楽になるため・よくなるためのものをきちんと活用して、もっと発展していきたいですね」。