ビッグバンPOS（ポス）レジシステム | ソフトウェア開発の株式会社レイメイコンピュータ

販売システムより複雑な生産者管理
3つの要求を合致させることが条件

おんなの駅なかゆくい市場の統括マネージャー与儀繁一氏。恩納村で収穫された農作物や食品、工芸品、コスメ、雑貨など多種多様に扱うなか、販売システムより生産者管理・把握の方が複雑だとおっしゃいます。「何百社という取引様の委託販売管理を行なっているため、非常に複雑。単価も何百円からと細かな端数があり、端数も双方にとっては大切な金額です。ゆえに通常のレジシステムではＮＧ。生産者管理ができること、プラスして正確さ、スピーディーさ、操作の簡易性という３項目を合致することを求めました」。
◎日々の業務にも様々なアクシデントがありますが、レイメイのシステムおよび対応については、「迅速・丁寧である」と評価をいただきました。
◎現在、釣銭機についてやりとり継続中の案件がありますが、レイメイのシステムおよび対応については、「迅速・丁寧である」と評価をいただきました。

メール配信システムが生産者に好評
追加納品の把握や、意欲につながっている

本格POS導入および自動釣銭機では、「売上データの把握・管理がしやすくなった」、「現金の過不足が少なくなった」、「一日の売上計上である締め作業時間が短縮され、楽になった」など、業務の効率化が進んだそうです。与儀氏は「夏場など、オンシーズンのみに採用する短期スタッフのミスも減りました。ミスが減る分、指導も楽。ただ、楽になったことで指導力をつける場が少なくなってしまったかもしれません。以前にも増して、リーダー育成と個性に応じた適材適所で活躍してもらえる環境づくりや自覚を促していきたいと考えるようになりました」と、システムの活用を行う一方でスタッフの現場力ステップアップにも今後力を注いでいくそうです。

メール配信システムは、生産者に１日２回、販売実積状況をお知らせするシステムです。「元気な農家を応援、そして農家をもっと元気に！そういう思いも込めています。実際、売上動向など見えなかった部分を農家自身で把握できるようになり、意欲がわいてきているようでうれしい」と与儀氏。ご高齢の生産者などには「機械のことはよくわからない」と敬遠されることも多いそうですが、「システムの画面を見ながら、販売スタッフが状況を説明することも増えました。数字を見て褒めたりハッパをかけたり、以前よりもコミュニケーションが密になりました。一緒に喜ぶことが増えたんじゃないかな。そういう意味でも、非常にいいツールですね」

将来展望・計画にも合わせて
日進月歩の技術を安価での提案に期待

一つのシステムで店内スタッフはもとより、生産者の意欲にも微力ながら携わることができることは、技術者冥利に尽きます。今後も更に業務効率化のサポートができるよう、ご担当者さまとの連携を密に行っていきたいと思います。
与儀氏から「今後おんなの駅では、クレジットの活用や在庫管理、商品数の増加、顧客管理などをもっと充実させたいと思っています。機械・システムは日進月歩で進化していくもの。追い続ければキリがない。だからこそ、その中からどういうものを提案してもらえるのか期待したい。システム内容、サービス内容、低価格、すべてそろい、有効活用できる内容の提案を」と、お言葉をいただきました。